京都市下京区にある「平等寺(因幡堂)」の御朱印を紹介をします。
御朱印
平等寺の御朱印(因幡薬師)
平等寺の御朱印(大悲尊)
※洛陽三十三所観音霊場第27番札所
境内案内
高倉天皇から寺号を賜る
山号は福聚山と称する平等寺は、長徳3年(997年)因幡国司の橘行平が、任終って帰洛の途中、夢告によって因幡賀留津(いなばかるつ)の海中から一体の薬師如来像をひきあげ、仮堂に安置しましたが、薬師は行平のあとを追って京都に飛来したと言われています。その後、長保5年(1003年)に、行平は自宅を改造してこの薬師を祀りました。この霊験談はひろく親しまれ、歴代天皇はじめ一般庶民の深い信仰をうけ、承安元年(1171年)には、高倉天皇により平等寺と命名されました。しかし、堂舎はたびたび火災にかかり寺地も次第に小さくなったが、明治初年再建の現本堂には、たび重なる火災にもかかわらず、伝えられてきた本尊薬師如来立像を安置しています。藤原時代、一木作りの優品で重要文化財にも指定されています。
嵯峨釈迦堂の釈迦如来、信濃善光寺の阿弥陀如来とともに日本三如来の一つにかぞえられ、ことのほか信仰されています。
寺院情報
宗派
真言宗智山派
御本尊
- 薬師如来(やくしにょらい)
所在地
京都市下京区因幡堂町728
公式サイト
地図
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