京都市東山区にある建仁寺塔頭「霊源院」の限定御朱印を紹介をします。
御朱印
建仁寺塔頭 霊源院の御朱印(毘沙門天)
※書置き
建仁寺塔頭 霊源院の御朱印(一休宗純)
※書置き
建仁寺塔頭 霊源院の御朱印(寺犬ミニー)
※書置き
※授与期間はお正月の特別拝観期間(平成30年1月1日~3日、1月6日~8日)
壁画家木村英輝氏による寺犬ミニーの御朱印です。ミニーの朱印にある言葉は禅問答にある言葉です。ミニーにも仏の心があるという意味です。
境内案内
幼年期の一休宗純も学ぶ
霊源院は、室町時代の応永年間(1394年-1428年)に、龍山徳見和尚を勧請開山として創建されました。当初は霊泉院といわれていましたが、その後霊泉院の僧である瑞巌龍惺(ずいがんりゅうせい)和尚(1384年-1460年)の軒名である霊源を用いて霊源院とされました。
鎌倉時代末期から室町時代に五山文学が栄えましたが、霊源院は五山文学の最高峰の一つとされていていました。
中でも霊源院の学僧だった慕哲龍攀は詩名が高く、大徳寺の一休宗純が幼年期に作詩の法を学んだ事でも知られています。床の間には一休禅師の書かれた扇が置かれています。
中巌円月坐像と毘沙門天立像
中巌円月坐像は五山文学で活躍した臨済宗の僧侶、中巌円月の木像。伝統的な技法を継承する南北朝時代の肖像彫刻であり、玉眼を嵌め込んだ表情が見事な写実性に優れた傑作です。毘沙門天立像は中巌円月坐像の胎内仏で、慶派仏師によって鎌倉時代に手がけられた木像。動きのある衣の表現など、細部にまで丁寧な彫刻が施されています。左手に持つ水晶の中には伝教大師最澄が持ち帰ったという仏舎利が納められています。
建仁寺の御朱印
寺院情報
宗派
臨済宗建仁寺派
御本尊
- 薬師如来(やくしにょらい)
所在地
京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町594
公式サイト
地図
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