京都市上京区にある「護浄院(清荒神)」の御朱印を紹介をします。
御朱印
護浄院の御朱印(三宝荒神尊)
護浄院 の御朱印(准胝観音)
※洛陽三十三観音霊場第3番札所
境内案内
日本で最初の荒神尊
護浄院は、かつて京都と諸国との出入り口「京の七口」の一つだった「荒神口」にあり、通称清荒神と地元の人に親しまれています。荒神口は滋賀の琵琶湖へと続く山中越えするための出入り口となっていました。
寺伝によれば、宝亀2年((71年)に光仁天皇の子の開成皇子が、勝尾山(今の大阪府箕面市)で修行中に「三宝荒神尊(さんぼうこうじんそん)」を感得され自らその姿を模刻し、日本で最初の荒神尊として堂宇を建て祀ったのが始まりと言われています。慶長5年(1600年)に、後陽成天皇により皇居守護のため現在地に移され、以後歴代天皇の篤い尊祟を受け、後東山天皇が御所の浄域を護ることから「護浄院」と命名されました。
本尊の三宝荒神尊は火の神、竈神として、「火の用心」「災難除け」にご利益があるとして人々の信仰を集めています。また観音堂には、「准胝観音(じゅんていかんのん)」という子授けの神様として知られる観音様が安置されており、洛陽三十三観音霊場の三番札所になっています。ほかにも京の七福神のひとつとして知られる「福禄寿」も拝むことができます。
寺院情報
宗派
天台宗
御本尊
- 三宝荒神(さんぼうこうじん)
所在地
京都市上京区荒神口通寺町東入ル荒神町122
公式サイト
地図
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