京都市中京区にある「永福寺(蛸薬師堂)」の御朱印を紹介をします。
御朱印
永福寺の御朱印(蛸薬師如来)
※京都十二薬師霊場第12番札所
他に「鯉地蔵尊」「京極七福神」「京極大黒天」「京極観世音」妙心寺「阿弥陀如来」が頂けます。
境内案内
「蛸薬師堂」として親しまれている
薬師堂は、正式な名前を「浄瑠璃山 林秀院 永福寺」と言い、元は二条室町にありました。
養和元年(1181年)安徳天皇の時代に、室町に一人の富者がおり、髪を落とし林秀と号していました。比叡山の根本中堂の薬師如来様を深く信仰しており、比叡山までの月参りを長年にわたって行っていたそうです。老年になったある日、薬師如来様の仏前で、「私も、年老いて年来の月参りも出来なくなります。どうか薬師如来様のお姿を一体お与え下さい。」と祈願いたしました。するとその夜、夢枕に薬師如来様が現れ、お告げになられました。「昔、伝教大師(最澄)が、私の姿を石に彫り、比叡山に埋めている。これを持ち帰るがよい。」林秀は大喜びし、翌日薬師如来様の示された所を掘ると、瑞光赫々とした立派な石の御尊像を得る事が出来ました。この尊像を持ち帰り、六間四面のお堂を建立し永福寺と名付けましたのが、蛸薬師堂の始まりです。以来、利生盛んで、たくさんの老若男女が参詣し門前も栄えたということです。
寺院情報
宗派
浄土宗西山深草派
御本尊
- 蛸薬師如来(たこやくしにょらい)
所在地
京都市中京区新京極蛸薬師東側町503
公式サイト
地図
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