京都市左京区にある「平安神宮」の御朱印を紹介をします。
御朱印
平安神宮の御朱印
境内案内
京都の始まりを築いた「桓武天皇」
平安神宮はとても有名な神社ですが、歴史は意外と浅く、明治28(1895年)平安遷都1100年祭を記念し、平安京遷都の際に天皇であった、桓武天皇を祭神として創建された神宮です。桓武天皇は、天応元年(781年)に第50代天皇として即位されました。延暦13年(794年)に遷された平安京が京都の始まりで、以後1千年余りの間、日本の国都として栄えてきました。そんな、桓武天皇の御偉徳をたたえて、京都の祖神として祀ったのが始まりです。
昭和15年(1940年)の皇紀2600年の行事には、平安京最後の天皇であり、近代日本の基礎を作られた、孝明天皇も合祀されることになりました。
そして、平安京創始の桓武天皇と平安京最後の孝明天皇を京都の祖神として祀る神宮となりました。
平安京時代を再現した建物
社殿は平安京の大内裏の正庁たった朝堂院を8分の5ほどの規模で復元したものです。大きく赤く光る朱色が特徴的な正面の門は、朝堂院の應天門を模しています。殿舎は朝集堂の再現で、拝殿は朝堂院の正殿である大極殿を模してます。
大極殿、東西歩廊、蒼龍楼、白虎楼、應天門は、重要文化財に指定されています。他にも多くの建築物が登録有形文化財に指定されています。
もともと平安神宮は、明治維新によって首都が東京へ移され、また幕末の戦乱で市街地は荒廃し、衰退した京都の復興への希望として建築されました。今では朱塗りの建築や、名勝に指定されている日本庭園の神苑はとても美しく、国内外からの参拝者を魅了する、京都を代表する建築となりました。
神社情報
御祭神
- 桓武天皇(かんむてんのう)
- 孝明天皇(こうめいてんのう)
所在地
京都市左京区岡崎西天王町97
公式サイト
地図
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