京都市右京区にある妙心寺塔頭「大法院」の御朱印を紹介をします。
御朱印
大法院の御朱印(楓林晩)
※秋の特別拝観は「楓林晩」を授与して頂けます。紅葉の赤が春の花より赤く美しいという意味です。
境内案内
真田信之の菩提所として創建
寛永2年(1625年)に、千種有能(ちぐさありよし)の室長姫が、祖父真田信之(さなだのぶゆき)の遺命に応じ、信之の菩提所として創建しました。開祖は淡道宗廉(たんどうそうれん)。院号は信之の法号「大法院殿徹岩一明大居士」にちなんでいます。また、長姫の姻戚開係から、久我・千種・真田・内藤の四家の香火寺ともなりました。
のちに、光国院の梁南禅棟(りょなんぜんとう)が申興し、このとき盛徳院を併合しました。さらに明治11年(1878年)に松林院を併合しました。
露地庭園
この庭は「露地庭園」といわれています。露地とは茶室に付随する庭のことですが、実用と美を兼ねて造られます。飛び石、延段(小石を集めて通りとする)、垣、門、燈篭、つくばい、袖擦(そですり)の大木、腰掛待合、蔀戸(ししみど)等を配置して構成されますが、茶の庭は、見て楽しむことを主眼とした一般の庭園と違って用と美の適合を厳しく問われるということです。大法院の庭園は外露地、中露地、内露地の三段構成でまとめられて、庭の南東に茶室、その向かい側には待合いがあり、鑑賞と実用の両方で秀でたものになっています。
妙心寺の御朱印
寺院情報
宗派
臨済宗龍泉派
御本尊
所在地
京都市右京区花園大藪町20
公式サイト
地図
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