京都市南区にある東寺(教王護国寺)塔頭「観智院」の御朱印を紹介をします。
御朱印
観智院の御朱印
※東寺の納経所で頂けます。
境内案内
真言宗全体の勧学院
観智院は東寺(教王護国寺)の塔頭ですが、別格本山となっています。
延慶元年(1359年)に、後宇多法皇が東寺西院に3年間参籠され、21院を建立されたうちの1つで、真言宗の学僧・杲宝(ごうほう)が開基とします。
杲宝は、東寺の創建からのお寺の歴史を記した「東宝記(とうぼうき)」という書物を纏めた人物でもあり、現在国宝に指定されています。
また、観智院は東寺のみならず真言宗全体の勧学院と位置づけられ、多くの学僧を輩出しています。
文禄5年(1596年)の、慶長伏見地震によって寺院の客殿や伽藍は全壊してしまいました。現在の建物は、慶長10年(1605年)に、豊臣秀吉の正妻・北政所(きたのまんどころ)の寄進によって客殿が再建され、現在は国宝に指定されています。床の間の「鷲の図」襖絵の「竹林の図」は宮本武蔵の筆と伝えられています。また、客殿南の庭園は「五大の庭」と呼ばれています。
本尊の五大虚空蔵菩薩像は唐からの請来像で、長安の青龍寺の本尊であったとの伝承があり、重要文化財に指定されています。
東寺(教王護国寺)の御朱印情報
寺院情報
宗派
東寺真言宗
御本尊
- 五大虚空蔵菩薩(ごだいこくうぞうぼさつ)
所在地
京都市南区九条町403
公式サイト
地図
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