京都市上京区にある「宝鏡寺」の御朱印を紹介をします。
御朱印
宝鏡寺の御朱印
※ 春・秋人形展期間中は、人形塚のスタンプ入りの御朱印が授与されます。
境内案内
尼門跡寺院「宝鏡寺」
宝鏡寺は、山号は西山(せいざん)と号し、皇女が入寺する尼門跡寺院でした。
室町時代初期に建福尼寺(けんふくにじ)の住職を務めていた華林宮惠厳(かんりんみやえげん)という尼僧が開いた寺院です。鏡を膝の上に抱いた観世音菩薩が本尊であるため、宝鏡寺と名付けられました。この聖観世音菩薩は、伊勢の二見が浦で魚網にかかったもので、その時、宝鏡が光り輝いたことに驚いた人々によって、朝廷へと献上されたと伝えられています。寛永21年(1644年)に、後水尾天皇の皇女・久厳理昌禅尼(くごんりしょうぜんに)が入寺され、再び歴代天皇の皇女が住職を務める尼門跡寺院となりました。明和元年(1764年)には、「百々御所(どどのごしょ)」という御所号を賜りました。
「人形寺」とも呼ばれる
ここ宝鏡寺は、別名「人形寺」として有名です。
代々天皇の皇女が宝鏡寺の住職を務めました。そのため御所から度々人形が贈られました。昭和32(1957)年の秋から始まった人形展で宝鏡寺伝来のお人形などを一般公開するようになり、またその頃から人形供養も承るようになったことから、「人形の寺」と呼ばれるようになりました。孝明天皇ご遺愛の人形をはじめ、皇族ゆかりの由緒ある人形が数多く保存されています。
また、毎年秋には人形供養祭が営まれます。境内に建てられた人形塚には、人形と人形制作に関わった人達の供養塔の意味が込められています。
寺院情報
宗派
臨済宗
御本尊
- 聖観世音菩薩(しょうかんのんぼさつ)
所在地
京都市上京区寺之内通堀川東入ル百々町547
公式サイト
地図
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