京都市南区にある「吉祥院天満宮」の御朱印〈2種〉を紹介をします。
御朱印
吉祥院天満宮の御朱印
吉祥天女社の御朱印
境内案内
天皇の勅命により創建された最初の天満宮
吉祥院天満宮は、菅原道真が亡くなった31年目に当たる平安時代の承平4年(934年)に、道真公誕生の地に、朱雀天皇の勅命により創建された最初の天満宮と言われています。この地は、桓武天皇が平安京に遷都した際に、道真公の曾祖父古人卿、祖父清公卿がお供して都に入り、帝より領地として賜った場所とされています。
境内には道真公のへその緒を埋めたと伝えられている「胞衣(えな)塚」や、少年時代に習字に使用したといわれている「硯の水」、参朝時に顔を写したと伝えられている「鑑の井」などが残っています。
菅家守護の本尊「吉祥天女」
延喜23年(804年)菅原道真公の祖父清公卿が、伝教大師最澄らとともに遣唐使として唐に向かう途中、暴風により船が転覆しかけた時、吉祥天女に平安を祈ったところ、天女たちが空中に現れ暴風が収まり無事使節の任を果たすことができました。
この感激と喜びを胸に帰朝後、吉祥天女の尊像を自ら刻み、大同3年(808年)に一堂を建立し開眼供養を行ったのが、吉祥院(吉祥天女社)の始まりとされています。
吉祥院の建物は幾度となく焼失し、その度に再建されました。現在の吉祥天女社は嘉永3年(1850年)に再建されたものです。
吉祥天女、菅原清公卿、菅原是善卿、伝教大師、孔子が祀られています。
神社情報
御祭神
- 菅原道真公(すがわらのみちざねこう)
所在地
京都市南区吉祥院政所町3
公式サイト
地図
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