京都市中京区にある「誓願寺」の御朱印を紹介をします。
御朱印
誓願寺の御朱印(阿弥陀如来)
※洛陽六阿弥陀霊場第6番札所
誓願寺の御朱印(和泉式部)
※書置き
※他に、下記の御朱印があります。
・洛陽三十三観音霊場第2番札所
・新西国三十三観音霊場第15番札所
・円光大師法然上人二十五霊場第20番札所
・鑑知国師西山上人十六霊場第9番札所
・慈摂大師真盛上人二十五霊場第6番札所
境内案内
創建は飛鳥時代
誓願寺は京都の中心地、新京極通りのど真ん中にある「浄土宗西山深草派」の総本山です。天智6年(667年)、天智天皇の勅願により創建されました。本尊の阿弥陀如来坐像は、当時仏師として名を馳せていた賢問子(けんもんし)・芥子国(けしこく)の作であったと言われています。もとは奈良にありましたが、鎌倉初期に京都一条小川に移転し、その後、天正19年(1591年)に豊臣秀吉の寺町整備に際し現在地に移転しました。その長い歴史の変遷の中、「法然上人」「西山国師」「立信上人」と続く浄土門の聖地として…、また深い山間ではなく、「街の中にあるお寺」、「暮らしに密着した信仰の場=念仏道場」として人々に愛され続けられています。
和泉式部ゆかりの寺
娘の小式部内侍に先立たれた和泉式部は、この世の無常を感じ、女人往生の術を求めて、播州書写山円教寺の性空上人を訪ねました。ところが、性空上人に「京都八幡山の大菩薩に祈るべし」と言われます。そこで、石清水八幡宮で参って祈ると、夢に老僧が現れ「誓願寺で祈るべし」と告げられます。そこで、誓願寺で48日のお籠りしたところ、霊夢に老尼が現れ、「女人の身でも南無阿弥陀仏と一心にお唱えすれば身の穢れは消えて往生できる」と教えをうけました。その後、和泉式部は尼となって庵(誠心院)を結び、誓願寺へ参る以外は念仏三昧の日々を送り、その甲斐あって二十五菩薩にむかえられ弥陀の浄土へ往生したと言われています。
誠心院の御朱印
寺院情報
宗派
浄土宗西山深草派
御本尊
- 阿弥陀如来(あみだにょらい)
所在地
京都市中京区新京極桜之町453
公式サイト
地図
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