京都市下京区にある「佛光寺」の御朱印を紹介をします。
御朱印
佛光寺の御朱印(法語印)
「大悲無倦常照我」とは「仏さまのお慈悲は、いつでもどこでも、どんな時でも私のことを照らしてくださっている」という意味です。
佛光寺の御朱印(絵入り法語印)
※絵入り法語印の受付は一時休止されていましたが、多くの方とご縁を繋ぎたいという佛光寺の方の思いにより、書置きの物となり再開しました。法語印の絵柄は、3ヶ月ごとに変わります。
境内案内
後醍醐天皇から寺号を賜る
真宗佛光寺派の本山で、山号を渋谷山(汁谷山)と称します。建暦2年(1212年)に、越後に流罪になっていた親鸞聖人が一時帰洛されたとき、高弟源海上人が山科に創建した寺院を起源です。7世了源上人のときに東山渋谷に寺基を移転しました。その時、ご本尊の阿弥陀如来像が盗難に遭うという事件が起こりましたが、時の天皇、後醍醐天皇の夢の中に盗難された阿弥陀如来像の瑞光が現れ、その光をたどってご本尊を取り戻すことができたそうです。このことにより後醍醐天皇から「阿弥陀佛光寺」の寺号を賜ったと云われています。天正14年(1586年)に、豊臣秀吉が方広寺建立のとき、代替地として現在地に寄進され移転しました。
最高傑作の聖徳太子立像
現在の阿弥陀堂は、明治37年(1904年)に再建されたものです。山門をくぐるとまず目に入るこの建物は、単層入母屋造本瓦葺(たんそういりもやづくりほんかわらぶき)の重厚な造りをしています。内部には、重要文化財でもある本尊の阿弥陀如来立像の他に、両脇壇に聖徳太子像と法然上人坐像が安置されています。聖徳太子立像の中では最高傑作といわれ、重要文化財に指定されています。また、醍醐天皇の位牌も安置されています。
太師堂は、明治19年(1886年)に再建されたもので、開山者である親鸞上人の坐像や佛光寺を栄させた了源上人の坐像などが祀られています。
八行標語
佛光寺の門前には、月替わりで八行標語が掲げられます。「心に沁みる」と話題を呼び、新聞など各種メディアにも取り上げられ大きな話題になり、『晴れてよし、降ってよし、いまを生きる 京都佛光寺の八行標語』が、2015年7月21日(火)に書籍となって発売されたました。
寺院情報
宗派
真宗佛光寺派
御本尊
- 阿弥陀如来(あみだにょらい)
所在地
京都市下京区新開町397
公式サイト
地図
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