京都市右京区にある「妙心寺」の御朱印を紹介をします。
御朱印
妙心寺の御朱印
境内案内
花園法皇の離宮を禅寺に改め開山
妙心寺(みょうしんじ)は、臨済宗妙心寺派大本山の寺院で、山号を正法山と称します。
1337年(建武4年)に、花園法皇が関山慧玄を招いて開山しました。この地にあった法皇の離宮を禅寺に改めたものです。応仁の乱で多くの堂塔を焼失しましたが、細川勝元・政元親子らの援助で再興しました。その後、豊臣、徳川家をはじめ諸大名が帰依し、隆盛を極めました。南から三門、仏殿、法堂と重要文化財の伽藍が一直線に、その周囲には多くの塔頭が建ち並び、一大寺院群を形成しています。
狩野探幽による「雲龍図」
法堂は、江戸時代建築の重要文化財建造物で、明暦3年(1657年)に建立されました
鏡天井には、8年の歳月を費やして描かれた狩野探幽の筆による雲龍図が見られます。内部のケヤキの柱は、原木を四つ割にして丸く削られたもので、高さは8メートル、周囲は2メートル弱で、富士山麓より海路によって運ばれてきたものです。
黄鐘調の鐘は国宝に指定されていて、文武2年(698年)の鋳造と日本最古の梵鐘です。
昭和48年(1973年)までは妙心寺境内の鐘楼に吊るされていたが、現在は保存のため法堂内に安置されています。
寺院情報
宗派
臨済宗妙心寺派
御本尊
- 釈迦如来(しゃかにょらい)
所在地
京都市右京区花園妙心寺町64
公式サイト
地図
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