京都市右京区にある妙心寺塔頭「大雄院」の限定御朱印を紹介をします。
御朱印
大雄院の御朱印(拈華微笑)
※御朱印帳購入時の最初の一項
大雄院の御朱印(無功徳)
※秋季特別拝観御朱印
境内案内
表門は創建時の400余年前のもの
大雄院(だいおういん)は、慶長8年(1603年)石河紀伊守光元の長子石河市正光忠により、父光元公の菩提を弔うために菩提所として創建されたもので、慧南玄譲を開祖とします。
京都府指定・登録文化財として客殿、書院、庫裏、表門があり、客殿と書院は享保11年(1726年)に再建され、庫裏は江戸時代末期に改造されて以来の貴重なものです。表門は、当院創建時のものでそのまま400余年を経た姿を残しています。
客殿(本堂)の襖絵は、江戸末期から明治初期にかけて活躍した、蒔絵師であり画家の柴田是真作となっており、稚松図・山水図・滝猿図・唐人物図など若かりし時代の是真による多くの肉筆画をみることができます。
無功徳(むくどく)/禅語
仏教に厚く帰依していた梁の武帝は達磨と出会った際、こう問いかけた。「私はこれまでに多くの仏塔を建立し、経文を写し、多くの人を僧侶にしてきた。ほかにも沢山のことをした。これら仏教のためになる行いをしてきたことに対し、どのような功徳があるだろうか?」
達磨の答えは、「無功徳」何の功徳もないという。損得を考え、「見返り」として功徳を求める時、功徳は得られないという事である。
拈華微笑(ねんげみしょう)/禅語
インドの霊鷲山上で釈尊が黙って華を拈(ねん)じたところ、会座の衆はその意味を理解することができなかったが、迦葉尊者だけがその意味を理解して微笑した。悟りは文字理論によって伝わるものではないという不立文字の意味を示しものである。
平成の大雄院 襖絵制作プロジェクト寄付記念御朱印
妙心寺の御朱印
寺院情報
宗派
臨済宗妙心寺派
御本尊
- 釈迦牟尼(しゃかむに)
所在地
京都市右京区花園妙心寺町52
公式サイト
地図
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