京都市伏見区にある「大黒寺」の限定御朱印を紹介をします。
御朱印
大黒寺の限定御朱印
※授与期間は1月1日から1月3日
境内案内
薩摩藩の祈願所とされる
大黒寺は「円通山」と号し、空海(弘法大師)の開基と伝えられる真言宗東寺派の寺で、もとは長福寺といっていました。豊臣秀吉が深くこの寺を信奉したのをはじめ、武家の信仰が深かったそうです。江戸時代のはじめ、この近くに薩摩藩邸が置かれ、薩摩藩主・島津家の守り本尊「出世大黒天」と同じ大黒天が祀られていたことから、元和元年(1615年)に、伏見奉行山口駿河守(するがのかみ)は、薩摩藩主島津家久の命をうけて、この寺を武運長久の祈願所に定め、寺名を大黒寺と改めました。 通称「薩摩寺」とも呼ばれていました。
本尊聖観音立像と出世大黒天立像は空海が当寺を創立したとき安置したものと伝えられています。本尊・秘仏大黒天は、金張の厨子に安置された小さな像で、60年に1度、甲子の年に開帳されます。
幕末に西郷隆盛や大久保利通などの志士が国事を論じたという一室があるほか、明治維新志士の遺墨等を所蔵します。境内には、西郷隆盛が建てたという有馬新七ら寺田屋事件で犠牲となった九烈士の墓碑をはじめ、伏見義民の文珠九助(もんじゅうきゅうすけ)、木曽川治水工事の犠牲となった薩摩藩家老平田靭負(ゆきえ)の墓があます。
寺院情報
宗派
真言宗東寺派
御本尊
- 大黒天(だいこくてん)
所在地
京都市伏見区鷹匠町4
公式サイト
地図
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