京都市上京区にある京都御苑「厳島神社」の御朱印を紹介をします。
御朱印
厳島神社の御朱印
境内案内
九条邸の鎮守として祀れていた社
現在「京都御苑」とされる地域には、かつて、御所を中心として、公家町があり、大きな公家の屋敷には鎮守社が祀られていました。明治に入って公家屋敷が撤去されましたが、かつての鎮守社に起源を持つ神社が現在まで残っています。
京都御苑の九条邸跡にある「厳島神社」は、平清盛が母の祇園女御のために安芸の厳島神社を勧請し、摂津国兵庫津の築島(経が島)に社殿を建てたのが始まりとされています。のちに祇園女御も合祀されました。現在地に遷座された時期は不明ですが、九条邸内に取り込まれてからは、九条家の鎮守として崇敬されていたと言われています。
京都三珍鳥居の一つ
厳島神社の鳥居はは「京都三珍鳥居」の一つです。
花崗岩製の鳥居で、笠木と島木が唐破風形式であることから「唐破風鳥居」と呼ばれています。元来は兵庫築島に建っていたものですが、室町時代後期に足利義晴が細川高国邸へ移築し、明和8年(1771年)に九条道前が幕府に願い、現在地へ再移築したものです。
神社情報
御祭神
宗像三女神
・市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
・田心姫命(たごりひめのみこと)
・湍津姫命(たぎつひめのみこと)
祇園女御(ぎおんのにょうご)
所在地
上京区京都御苑内6番地
公式サイト
地図
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