京都市上京区にある「本法寺」の御朱印を紹介をします。
御朱印
本法寺の御朱印(御首題)
境内案内
本阿弥家の菩提寺
叡昌山本法寺は、室町時代に活躍した日蓮宗僧侶、久遠成院日親上人によって築かれた日蓮宗の本山です。
永享8年(1436年)に、日親が本阿弥清信の帰依を得て創建しました。後に本阿弥家の菩提寺とりました。当初は東洞院綾小路(現在の京都市下京区)にありましたが、永享12年(1440年)に、日親は足利義教の怒りを買い投獄され、寺は破却されました。嘉吉元年(1441年)に、赤松満祐の謀反で足利義教が暗殺されたことで、日親は赦免されました。
日親は、寛正3年(1463年)にも投獄され、寺は破却されました。その際に地蔵ヶ原にて、焼いた鍋を頭に被せる酷刑を受け、後に「鍋かぶり日親」と称されています。寛正4年(1464年)赦免され、寺は三条万里小路(現在の中京区三条柳馬場)に再建されました。天文5年(1536年)に、天文法華の乱で焼失し、堺に避難しましたが、天文11年(1542年)に後奈良天皇は法華宗帰洛の綸旨を下し、本法寺は一条堀川に再建されました。天正15年(1587年)に豊臣秀吉の命により、現在の地に移転しました。天明8年(1788年)に、天明の大火により焼失しましたが、その後再建されました。
本阿弥光悦作「三巴の庭」
本阿弥光悦作「三巴の庭」は、国の名勝に指定されています。奥深い部分に枯滝石組(三尊石組)は室町時代の手法を巧みに再現され、一段落して配置された縦縞模様をもつ青石により水流の落ちる様相を表現しています。また、十本の切石で縁どられた蓮池と半円を二個組み合わせた円形石とともに図形的意匠を見せています。
寺院情報
宗派
日蓮宗
御本尊
- 三宝尊(さんぼうそん)
所在地
京都市上京区小川通寺ノ内上ル本法寺前町617
公式サイト
地図
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