京都市伏見区にある「大黒寺」の御朱印を紹介をします。
御朱印
大黒寺の御朱印
境内案内
「金運清水」名水の湧く境内
大黒寺は「円通山」と号し、空海(弘法大師)の開基と伝えられる真言宗東寺派の寺で、もとは長福寺といっていました。豊臣秀吉が深くこの寺を信奉したのをはじめ、武家の信仰が深かったそうです。江戸時代のはじめ、この近くに薩摩藩邸が置かれ、薩摩藩主・島津家の守り本尊「出世大黒天」と同じ大黒天が祀られていたことから、元和元年(1615年)に、伏見奉行山口駿河守(するがのかみ)は、薩摩藩主島津家久の命をうけて、この寺を武運長久の祈願所に定め、寺名を大黒寺と改めました。 通称「薩摩寺」とも呼ばれていました。
本尊は七福神のひとつで、頭巾をかぶり左肩に大きな袋を背負い右手に打出の小槌を持ち蓮台の上に立つ、出世大黒天。秘仏大黒天は金張のお厨子の中に安置され、毎月1日にはお水が、15日には護摩が焚かれます。
境内に湧く「金運清水」は、平成13年(2001年)に新しく掘られた井戸です。
大黒天に供えられる霊験あらたかな水といわれ、金運良好、資産増加、厨房守護、子孫繁栄などにご利益があるといわれています。
平成30年「第52回 京の冬の旅」初公開で幕末に、西郷隆盛や大久保利通が度々集い、会談を行ったとされる部屋や、志士たちゆかりの書や歌、肖像なども特別展示されています。
寺院情報
宗派
真言宗東寺派
御本尊
- 大黒天(だいこくてん)
所在地
京都市伏見区鷹匠町4
公式サイト
地図
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