京都市下京区にある大原神社と祇園祭山鉾の1つ「綾傘鉾」の御朱印を紹介をします。
御朱印
大原神社の御朱印(平成30年)
※授与期間は祇園祭前祭期間中です。
綾傘鉾の御朱印(平成30年)
※授与期間は祇園祭前祭期間中です。
大原神社の御朱印(令和元年)
※授与期間は祇園祭前祭期間中です。
綾傘鉾の御朱印(令和元年)
※授与期間は祇園祭前祭期間中です。
境内案内
もとは三和町の大原神社の出張所
大原神社は、京都府下に美山と福知山市天田郡三和町(あまたぐんみわちょう)に同じ名前の神社が存在しています。
会所のある善長寺町の大原神社は、もともとは三和町の大原神社の出張所でり、昔の文献によると江戸時代までは三和町の大原神社の御札がここで販売され、その売り上げを三和町の大原神社に上納していました。ところが、江戸中期頃に三和町の大原神社への上納金のトラブルによって対立し、以後、二社の関係は途絶えたそうです。それが平成13年(2001年)に、いろいろな方の助力によって、約250年ぶりに両社の交流が再開しまし、現在に至っています。
綾傘鉾の会所
祇園祭中の綾傘鉾の会所は、善長寺町に鎮座する大原神社に置かれてています。
綾傘鉾は、現在の32基ある山鉾の中で珍しい「傘鉾」の形態をとる鉾です。傘鉾は剣鉾や鎌鉾などとともに、今日の主流の山鉾の形になる以前の古い様式を残すものといわれています。現在も伝えられている今宮神社(北区)のやすらい花の花傘に代表されるような、いわゆる、風流(ふりゆう)と呼ばれる作り物や芸能のもっとも基本的な形態を今に伝えるものだといわれています。
綾傘鉾は、少なくとも室町時代、応仁・文明の乱(1467年-1477年)以前、15世紀前半の記録にも綾傘鉾が登場することから、550年以上前から存在した古い鉾であります。
元治元年(1864年)の元治の大火で大部分が消失し、明治12年(1879年)から明治17年(1884年)まで原形の徒歩噺子として巡行に復活しましたが、以降は完全に途絶えてしまいました。しかし、昭和54年(1979年に善長寺町の人たちによって、約100年ぶりに復興が成し遂げられ、以後、綾傘鉾は毎年山鉾巡行に参加するようになりました。また現在では山鉾巡行中、最大級の長さを誇る一列です。
神社情報
御祭神
- 伊弉冉尊(いざなみのみこと )
所在地
京都市下京区善長寺町135-1
公式サイト
地図
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