滋賀県大津市にある「長等神社」の御朱印を紹介をします。
御朱印
長等神社の御朱印
馬神神社の御朱印
境内案内
近江大津宮の鎮守社
長等神社(ながらじんじゃ)は、天智天皇が天智天皇6年(667年)に近江大津宮に遷都した際、近江大津宮の鎮護として長等山岩座谷の霊地に須佐之男命を祭祀されたことを起源です。貞観2年(860年)2月、前年に園城寺初代長吏に就任した円珍が、園城寺の鎮守として当社に山王権現を合わせて祀り、新日吉社・新宮社と呼ばれた園城寺(三井寺)の鎮守社です。
天喜2年(1054年)4月、庶民も参詣できるようにと長等山上から現在地に遷座されました。南北朝時代の建武3年(1336年)には戦乱に巻き込まれて社殿が焼失しましたが、暦応3年(1340年)に室町幕府将軍足利尊氏により再建されました。
明治時代に入り、神仏分離の流れの中で園城寺から独立し、明治16年(1883年)に名称を長等神社に改められました。明治37年(1904年)建立された楼門は中世の古い様式が細部にわたり見事に生かされ、大津市指定文化財です。
午の守り神
馬神神社は長等神社境内にある社で、古来より牛馬の守護神として、全国の三馬神社の1つです。寛永年間に諸国に牛馬の悪疫が流行した時、この馬神神社の神札を諸国に領布した所、悪疫が収まったと言い伝えられています。
また、古来から馬を突然死に追いやる怪現象があり、頽馬(たいば)や馬魔(ぎば)として恐れられていました。馬神神社には、ギバ除け(頽馬除け)として使う馬の腹掛けがあり、街道を行き交う多くの馬が立ち寄り、馬の健康や道中の安全を祈願していったとも伝えれてています。
神社情報
御祭神
- 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
- 建速須佐之男大神(たてはやすさのをのおおかみ)
- 大山咋大神(おおやまくいのおおかみ)
- 市杵島姫大神(いちきしまひめのおおかみ)
- 宇佐若宮下照姫大神(うさわかみやしもてるひめのおおかみ)
- 八幡大神(やはたのおおかみ)
所在地
滋賀県大津市三井寺町4-1
公式サイト
地図
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