京都市左京区にある「真正極楽寺(真如堂)」の御朱印を紹介をします。
御朱印
真正極楽寺(真如堂)の御朱印
※洛陽六阿弥陀第1番札所
真正極楽寺(新長谷寺)の御朱印
※洛陽三十三所観音霊場第5番札所
境内案内
正真正銘の極楽の寺
真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)は、山号は鈴聲山(れいしょうざん)と称し、通称を真如堂(しんにょどう)と呼ばれています。極楽寺という寺は多いけれど、こここそが正真正銘の極楽の寺である」という意味です。
永観2年(984年)、比叡山の僧である戒算が夢告により、比叡山常行堂の本尊阿弥陀如来を東三条院(藤原詮子・一条天皇生母)の離宮に安置したのが始まりでです。正暦3年(992年)一条天皇の勅許を得て本堂が創建されたという。その後、一條天皇の勅願寺となり、不断念仏の道場として、浄土宗の開祖法然上人や浄土真宗の開祖親鸞聖人をはじめとする多くの念仏行者や庶民、特に女性の信仰を得てきました。
しかしながら、応仁の乱(1467年~1477年)をはじめ度重なる火災により堂塔は焼失した。その後足利将軍家や豊臣秀吉により京都市内の何カ所かを転々としたのち、元禄6年(1693年)に、東山天皇の勅により、再び旧地にもどり再建されました。
本堂は、元禄6年(1693年)から享保2年(1717年)にかけて建立され重要文化財に指定されています。正面「真如堂」の大額は、享保11年(1726年)に、宝鏡寺宮からの寄付によるものです。また、国宝の法華経 自巻第二至巻第七 6巻(寿永二年運慶願経)を所有します。
洛陽三十三所観音巡礼第5番札所
主な堂塔としては、本堂他に三重塔(法華塔)、元三大師堂、新長谷寺、薬師堂などがあります。
三重塔は、宝暦年間(1751年~1763年)に建立されましたが、文化14年(1817年)に再建され、さらに昭和9年に修理が加えられました。
新長谷寺(しんはせでら)は、貞観元年(859年)都吉田神社を創建した九条家の祖・藤原山蔭(ふじわらのやまかげ)が吉田神社の麓に新長谷寺を開創しましたが、明治維新後の神仏分離によりこの地に移築されました。
新長谷寺はかねてより、洛陽三十三所観音巡礼の第5番札所になっています。
寺院情報
宗派
天台宗
御本尊
- 阿弥陀如来(あみだにょらい)
所在地
京都市左京区浄土寺真如町82
公式サイト
地図
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