京都市左京区にある「須賀神社」の限定御朱印を紹介をします。
御朱印
須賀神社の御朱印(節分祭)
※書置き
※節分祭期間限定
境内案内
節分祭に現れる「懸想文売り」
節分の日は、須賀神社では「懸想文売り」が現れます。烏帽子に水干姿で顔を隠している「懸想文売り」は、文(ふみ)をつけた梅の枝を右手に持ち、左手には懸想文を持っています。
「この文は縁談や商売繁盛の願いを叶えてくれるお守りです。人に知られないように鏡台やタンスの引き出しの中に入れてください。すると着物が増え、容姿が美しくなり、良縁にも恵まれますよ」と告げてくれるのです。
そもそも懸想文とは、公家など限られた人しか文字が書けなかった時代に自分の恋心を代わりに書いてもらっていたラブレターの代筆文をいいます。懸想文の風習は平安時代から始まり、江戸時代になると盛んに行われ、いつしかラブレターの代筆業を行う「懸想文売り」が登場したといわれています。懸想文売りがなぜ覆面で顔を隠しているのかというと、実はこの商売をしていたのが、貴族だったからです。町の人々に代筆業のアルバイトをしていることがばれないように顔を隠していたと言われています。 この風習は明治になって廃れたのですが、第二次大戦後、須賀神社が節分の2日間だけ復活させたのです。
須賀神社・交通神社の御朱印
神社情報
御祭神
- 素戔嗚尊(すさのおのみこと)
- 櫛稲田比売命(くしなだひめ)
所在地
京都市左京区聖護院円頓美町1
公式サイト
地図
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