京都市伏見区にある「桃山天満宮」の御朱印を紹介をします。
御朱印
桃山天満宮の御朱印
※御香宮神社の社務所で授与して頂けます。
境内案内
御香宮の境内にある神社
桃山天満宮は御香宮神社の境内社とありますが、御香宮神社の摂社や末社ではなく、別の神社です。
室町時代(1390年頃)に蔵光庵の僧の夢枕に菅原道真があらわれたことから、学問の神として祀った事が、桃山天満宮の始まりとさています。
社殿の環境保全の為に移築
豊臣秀吉の伏見城造営により、蔵光庵は嵯峨に移転させられましたが、天満宮は伏見に残りました。道真の子孫を公称する加賀前田家が、天満宮のそばに屋敷を建て丁重に祀り、「山ノ天神」と呼ばれ、地元の子供たちが参拝したと伝わっています。
しかし、伏見城の廃城に伴い、前田家をはじめ諸大名も伏見屋敷を撤去し、天満宮には次第に人足が遠のき、荒廃していきました。
現在の社殿は、宮大工「阪田岩次郎」が20年の歳月をかけ造営し、天保12年(1841年)に現在の近鉄桃山御陵前駅近くに移設しました。「阪田岩次郎」は社殿の造営に使った道具一式を天満宮に奉納し、その大工道具は現在も約60点現存しており、竹中大工道具館(神戸市)にて保存展示されています。
その後、昭和44年(1969年)には社殿の環境保全の為に、東50メートル程先にある御香宮神社内に移されたという事です。
伏見城の残石
境内には、いまでも伏見城の残石が無造作に転がっており、時代に翻弄された神社の歴史を感じることができます。
御香宮神社の御朱印
神社情報
御祭神
- 菅原道真公(すがわらのみちざねこう)
所在地
京都市伏見区御香宮門前町174
公式サイト
地図
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