京都市左京区にある「京都 熊野神社」の御朱印を紹介をします。
御朱印
京都 熊野神社の御朱印(平成29年7月)
京都 熊野神社の御朱印(平成31年2月)
境内案内
本殿は下鴨神社から移築
弘仁2年(811年)修験道の始祖役小角(えんのおづぬ)の十世僧日圓が、国家護持のために紀州熊野大神を勧請したのが始まりとされています。寛治四年(1090年)に僧侶の増誉により創立された聖護院は、この社を守護神としたそうです。
平安末期には後白河法皇よって厚く信仰され、はるばる紀州より土砂や樹木を移植され、整備されましたが、応仁の乱により荒廃しました。しかし、寛文6年(1666年)聖護院宮道寛法親王の令旨によって再興されました。
その後、天保六年(1835年)にも、本殿再建などの大修造が行われました。現在の本殿は、この大修造時に、賀茂御祖神社(下鴨神社)から移築されたものです。
熊野のシンボル八咫烏
京都 熊野神社は、京都三熊野の1つ数えられています。熊野において、八咫烏は熊野大神仕える存在として信仰され、シンボルとされています。
八咫烏は、日本神話において、神武天皇を大和の橿原まで案内したとされており、導きの神として信仰されています。八咫烏は、太陽の化身で三本足の姿をしています。
三本の足はそれぞれ天(天神地祇)・地(自然環境)・人を表していて、神と自然と人が、同じ太陽から生まれた兄弟であることを示しているそうです。
現代では、日本サッカー協会のシンボルマークおよび日本代表エンブレムの意匠として用いられている事でも広く知られています。
八咫烏エンブレムの、JFA公認「サッカーお守り」も用意されています。
神社情報
御祭神
- 伊弉冉尊(いざなみのみこと)
- 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
- 天照大神(あまてらすおおみかみ)
- 速玉男尊(はやたまのをのみこと)
- 事解男尊(ことさかのをのみこと)
所在地
京都市左京区聖護院山王町43
公式サイト
地図
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