京都府城陽市にある「水度神社」の御朱印を紹介します。
御朱印
水度神社の御朱印
境内案内
奈良時代には存在した神社
創建については不詳ですが、『山城国風土記』逸文に「久世の郡水渡の社祗社」とあることから、風土記が編纂された奈良時代には存在したと考えられています。清和天皇の貞観元年(859年)には、従5位以下の神位を授かり、延喜の制には小社に列せらたとあります。
現在の鴻の巣山の麓に遷座したのは、鎌倉時代の文永5年(1268年)と伝わっています。
重要文化財の本殿
本殿は正面一間、側面二間の一間社流造です。屋根は檜皮葺で正面に大きな千鳥破風があります。また、向拝の正面中央には。透かし彫りの唐草と笹りんどうをあしらった欄間がつけられ、簡素にして優美な建物となっています。棟札によれば室町時代の文安5年(1448年)建立で、城陽市内で最も古い建造物です。
京都の自然200選のひとつ
参道は、旧大和街道に接していて「一の鳥居」から鴻ノ巣山の麓の「二の鳥居」を経て、本殿に至る600メートルの坂道で、道の両側は松の古木の並木でした。
神社の周りはアカマツを交えたシイ林で、周辺が宅地化した中で、豊かな自然環境を保持していて、「水度神社と参道の松並木」として京都の自然200選 にも選ばれています。
境内にも、推定樹齢300以上のシイノキの古木があり、水度神社のシンボルになっています。
神社情報
御祭神
- 天照皇大御神(あまてらすすめおおみかみ)
- 高御産靈神(たかみむすびのかみ)
- 少童豐玉姫命(わだつみとよたまひめのみこと)
所在地
京都府城陽市寺田水度坂89
公式サイト
地図
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