京都府宇治田原町にある「正寿院」の御朱印を紹介をします。
御朱印
正寿院(十一面観音)の御朱印
正寿院(不動明王)の御朱印
正寿院(地蔵堂)の御朱印
正寿院(御詠歌)の御朱印
正寿院(般若心経)の御朱印
正寿院(猪目窓)の御朱印
※お名前を入れることができます。
正寿院(十一面観音)の御朱印
※御朱印帳購入時の最初の一項
境内案内
重要文化財の「不動明王坐像」
山号を慈眼山といい、創建は約800年前と伝わっています。慶長年間に祐胤(ゆういん)という僧が中興されたと資料として残っています。本尊の「秘仏十一面観音」は、50年に1度だけご開扉されます。
さらに、不動明王坐像は国指定重要文化財に指定されていて、鎌倉時代の快慶作といわれています。快慶の作例として如来像が多い中、憤怒相の明王像は珍しく大変貴重だそうです。
「風鈴寺」とも呼ばる風鈴まつりの地
正寿院は別名「風鈴寺」とも呼ばれています。夏になると「風鈴まつり」が行われ境内に約2000個の風鈴が吊られます。
風鈴の原型は、お寺に吊るされている、「風鐸(ふうたく)」という青銅製の鈴で、強い風が吹くとカランカランというやや鈍い音がします。強い風は流行病や悪い神をも運んでくると考えられていたことから、厄除け・魔除けの意で付けられており、この音が聞こえる範囲は聖域であることを表し、災いが起こらないと考えられています。
江戸時代末期には、ビイドロ製の吹きガラスで作られた風鈴が江戸で流行すると、この風鐸が風鈴となり、もともと備わっている厄除けの意と共に、涼しい音を奏で暑い夏を払う、日本人にはかかせない涼しの風情となったそうです。
ハート型の窓「猪目窓」
客殿(則天の間)には猪目窓という窓があります。猪目(いのめ)とは、ハート型であり古来から伝わる日本伝統文様の一つです。約1400年前からお寺や神社などの建築装飾としていたるところに使用されており、災いを除き、福を招く意が込められているそうです。魔除けなどに効くそうで「幸せを呼ぶ窓」と言われています。
また、正寿院のある宇治田原町はハートの形をしており、ハートの町とも言われています。
寺院情報
宗派
高野山真言宗
御本尊
- 秘仏十一面観音(ひぶつじゅういちめんかんのん)
所在地
京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上149
公式サイト
地図
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