京都市右京区にある妙心寺塔頭「大雄院」の限定御朱印を紹介をします。
御朱印
大雄院の御朱印
大雄院の御朱印(花開蝶自来)
※見開きサイズ
※ 平成30年 春の特別拝観朱印
大雄院の御朱印(一華)
※大雄院襖絵プロジェクト 寄付記念御朱印 (第2次募集)
境内案内
尾張石河家の香華所
大雄院(だいおういん)は、慶長8年(1603年)に尾張藩家老であった石河光忠(いしこみつただ)がその父の菩提寺として慧南玄譲を開祖に迎えて建立されました。このことより、大雄院は尾張石河家の香華所となっています。
諸堂伽藍のうち、客殿と書院は享保11年(1726年)に再建されたもので、庫裏は江戸末期に改築されました。客殿(現在は方丈として使用)の襖絵は、江戸末期から明治初期にかけて活躍した柴田是真の作です。また、山門・本堂・庫裏は京都府指定文化財となっています。
大雄院は通常非公開寺院です。御朱印授与日はホームページやSNSでお知らせされます。
平成の大雄院襖絵プロジェクト
明治の皇室において中心的な施設であった、明治宮殿の千種の間(戦災にて焼失)には、柴田是真による大作、花の丸大天井がありました。100種以上の美しい草花の花の丸が格天井いっぱいにズラリと描かれており、それは荘厳で美しい部屋でした。その天井画を、大雄院の襖絵として是真の花の丸を復活させるべく、宮絵師・安川如風によって、新たな平成の大雄院の襖絵を描く、「平成の大雄院襖絵プロジェクト」です。
平成の大雄院襖絵プロジェクト第1期が完成し、平成30年春の特別拝観で公開されました。
花開蝶自来(はなひらけばちょうおのずからきたる)/禅語
花は自ら、美しく咲いてやろうとかどのような匂いを出そうとか考えることはありません。自然のままに与えられた命をただただ全うするべく、季節とともに芽を出し、葉を伸ばし、花を開かせるのです。そこに、蝶達は自然と集まってきます。花のように無心に、あるがままで生きるところに結果は自ずとついてくるということです。
私たちは日々の中で、誰かに気に入られたい、思い通りに評価されたいという計算がついてまわります。他人の目に映る自分よりも、まずは自分自身の仏心を自らが見つめ直し、そのあるがままの心を通してまわりを見渡し、素直に生きることができたなら、人も自然と集まってくるものです。
一華開五葉 結果成自然(いっかごようひらくけっかじねんとなす)
五葉とは花弁の事。
初めのひと花が花開き、やがて実を結び種となり、その種からまた花が咲く。自然の理のごとく、初祖達磨の教えが末広がりに栄えていく事を二祖慧可(えか)に伝えたとされる言葉。
初めは小さなひと花でも、正しく歩みを積み重ねれば、自然と大きな拡がりとなっていくという事です。
大雄院の御朱印
大雄院 秋の特別拝観の御朱印
平成の大雄院 襖絵制作プロジェクト寄付記念御朱印
妙心寺の御朱印
寺院情報
宗派
臨済宗妙心寺派
御本尊
- 釈迦牟尼(しゃかむに)
所在地
京都市右京区花園妙心寺町52
公式サイト
地図
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