京都市西京区にある「正法寺」の御朱印を紹介をします。
御朱印
正法寺の御朱印
※京都洛西観音霊場番外札所
境内案内
徳川家代々の祈願所
法寿山と号する正法寺は、天平勝宝6年(754年)に唐から日本へ渡来した智威大徳が隠世したのが始まりで、その後延暦年間(782年~806年)に、最澄がこの地に寺を建立したと伝えられています。弘仁年間(810年~824年)には、空海が入寺 聖観音を彫刻されました。
応仁の乱の戦火で焼失しましたが、元和元年(1615年)に、恵雲律師、徴円律師により正法寺として再興され、元禄年間(1680年~1703年)には、徳川綱吉の母、桂昌院の帰依を受けて、徳川家代々の祈願所となりました。
重要文化財に指定されている本尊は千手観音は、お顔の両側にまた別の顔(化仏という)があって、三面形式になっている珍しい千手観音です。左右のお顔は過去も未来にも目を配ろうという意味があります。
「石の寺」とも呼ばれる庭園
通称を「石の寺」というのは、境内全体で200トンに及ぶ巨岩が全国各地から集められていることに由来します。幾つも有る庭園のうちで著名なのは「宝生苑」で、彼方に東山連峰を望む借景式山水庭園ですが、お堂の畳に座って眺めると、庭石の形が何となく鳥やペンギン、兎など、15種類もの動物の形に似ているため、「鳥獣の石庭」と呼ばれています。
寺院情報
宗派
真言宗東寺派
御本尊
- 千手観音(せんじゅかんのん)
所在地
京都市西京区大原野南春日町1102
公式サイト
地図
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