京都市東山区にある建仁寺塔頭「禅居庵(摩利支天堂)」の御朱印を紹介をします。
御朱印
建仁寺塔頭 禅居庵(摩利支天堂)の御朱印
※書置き
境内案内
開運と勝利の女神「摩利支天」
禅居庵は、元弘3年(1333年)に建仁寺第23世の大鑑清拙正澄禅師(だいかんせいせつしょうちょうぜんし)によって建立されました。現在は摩利支尊天堂のみ一般公開しています。10月20日の大祭には、聖護院門跡の修験宗による「採燈護摩供(さいとうごまく)」が行われ、国家安泰、万民平和、五穀豊穣、寺門の繁栄などを祈願し、本尊の秘仏・摩利支天も御開帳されます。
摩利支天とは古代インドの開運と勝利の女神で、金沢の宝泉寺、東京の徳大寺と並んで、「日本三大摩利支天」の一つに数えられています。
摩利支尊天堂の建物は、戦国時代の戦火で焼失しましたが、天文16年(1547年)に織田信長の父・信秀によって再建されたと伝えられています。創建時代の禅宗様仏殿の遺構が残されており、中世様式の貴重な建造物ということで、京都府の文化財に指定されています。
境内には猪がいっぱい
本尊の摩利支天像は、大鑑禅師が北条高時の招きにより中国から日本へ渡った際に、自ら刻んで持参したと言われています。摩利支天は猪を眷族(けんぞく)として従え、猪車に乗り、また七頭の猪に坐していることから、摩利支天は亥年生まれの守護神としても知られています。境内にも数多くの猪の像が祀られており、狛猪、欄間の彫刻、手水鉢の像など、猪の姿が多く見られます。
また、開運勝利を願って、受験生や商売人、スポーツ選手などが参拝に来られるほか、厄除けのご利益もあり、祇園や宮川町の芸妓さんたち、さらには南座に出演する役者さんがお参りに来られることもあるそうです。
建仁寺の御朱印
寺院情報
宗派
臨済宗建仁寺派
御本尊
- 摩利支天(まりしてん)
所在地
京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町146
公式サイト
地図
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