京都市東山区にある「長楽寺」の御朱印を紹介をします。
御朱印
長楽寺の御朱印
※洛陽三十三観音霊場第7番札所
境内案内
平家物語ゆかりの寺
黄台山(おうだいさん)と号する長楽寺(ちょうらくじ)は、延歴24年(西暦805)桓武天皇の勅命によって、伝教大師を開基として大師御親作の観世音菩薩を本尊として創建されました。当初(平安時代)は天台宗・比叡山延暦寺の別院として建てられましたが、その後室町時代の初期当時の一代の名僧国阿上人に譲られ時宗に改まり、明治39年(1906年)に時宗の道場が置かれ七条道場と称された金光寺が合併されました。長楽寺が所蔵する重要文化財の時宗祖師像7躯(慶派仏師の作)は、金光寺から移されたものです。
『平家物語』「灌頂巻」によると、1185年(文治元年)には高倉天皇の中宮で安徳天皇の生母である建礼門院(平徳子)が壇ノ浦の戦いの後、この寺で出家したと伝えられています。
相阿弥作の園池
庭園は室町時代、相阿弥が足利八代将軍義政の命により銀閣寺の庭を作る時、試作的に作ったと伝えられています。東山文化のわびさびの風情をとどめ、享保20年(1735年)の「築山庭造伝」にも相阿弥作の名園として「庭の景すぐれて自然の趣のあるすがた」とたたえられています。
寺院情報
宗派
時宗
御本尊
准胝観音(じゅんていかんのん)
所在地
京都市東山区円山町626番地
公式サイト
地図
最新情報をお届けします
コメント